ROCK’N’ROLL MUSICAL  「ELVIS STORY」


昨年の11月にチケットを買って待ち望んだ「ELVIS STORY」。
ファン・クラブを通じて買ったので、とてもいい席で見る事ができました。
日頃からお世話になっているエルヴィス関係のお友達と、胸を踊らせながらの会場入り。
私がマルタン・フォンテーヌ扮するエルヴィスに初めて会えたのは、
初日の2003年4月26日です。
場所は東京国際フォーラム・ホールCで、5月11日が東京公演の千秋楽。
大阪公演は5月14・15日、大阪厚生年金会館大ホールで行われました。
  
前から3列目のまん中だったので、
マルタンの表情や身体の動きを細かく観察することができました。
ビデオで繰り返し繰り返し、何十回も観たエルヴィス。
最初はサン時代のエルヴィスで、ギターを抱えながら歌うシーンだったのですが、
目元の雰囲気や表情、身体の揺らし方があまりにも似ていたので、
「これはエルヴィス!」と心から感動しました。
実際にエルヴィスと会って握手をしたYさんは、となりで涙を流していました。

「マルタンのパフォーマンスは単なる真似ではない!」
優れた表現力と音楽性を持って、心からエルヴィスを尊敬し、
エルヴィスの魂に触れていないと、あそこまでのパフォーマンスはできません。
私は本物のエルヴィスに会うことはできませんでしたが、
マルタンを通じて、「エルヴィス登場!」が
いかにセンセーショナルな出来事であったかを実感できました。
そして彼は、自分が歌うことでみんなが幸せな気持ちになってくれたら
それは自分の喜びと思っていたエルヴィスを、見事に演じました。
「マルタン、感動をありがとう!!」
彼は彼の素晴らしい感性でエルヴィスを表現してくれたのです。
エルヴィスとマルタンの魂が同時に輝いたのを感じました。

マルタン・フォンテーヌ:Martin Fontaine
現在38歳。モントリオール育ち。常に音楽に囲まれた人生を送ってきた。
16歳の頃、さまざまな楽器<ドラムス、パーカッション、チェロ、
サクソフォンなど>.の基礎をマスターし、その後バレエ、ジャズ、
演技のレッスンも受ける。
1980年からバンド活動を始め、1988年〜1995年頃は、エルヴィス・プレスリーを含む、
偉大なロックンローラーの音楽を表現する並外れた能力を持っていることが
明らかになった。

1995年「エルヴィス・ストーリー」のオーディションで主役に抜擢。
「エルヴィス・ストーリー」は1995年から500回以上の公演を重ね、60万人以上の
観客を集めている。

ショーの中でマルタンが披露するヒットナンバーは41曲。
映画「ブルーハワイ」やテレビ番組「カムバック・スペシャル」、
全世界に衛星中継された特別番組「エルヴィス・フロム・ハワイ」など
音楽史に残るシーンを、ステージ上に再現する。